ボクシングベッティングで引き分けだとどうなる?

ボクシングの決勝戦が引き分けに終わることは滅多にありません。過去10年間で引き分けとなったのは、たった2試合です(マニー・パッキャオ対フアン・マヌエル・マルケスとタイソン・フューリー対デオンテイ・ワイルダー)。このような試合結果は議論を呼ぶことが多く、ほとんどの場合すぐに再試合が行われます。選手は再試合で賞金をもらえますが、最初の試合でベッティングをしたファンはどうなるのでしょう。払い戻し?それとも自動的に負けるのでしょうか。

マネーラインベットでの引き分け

マネーラインベットは、最も分かりやすい種類の賭けです。どちらかのボクサーの勝ち、負け、引き分けという3つの結果のどれかにかけます。ボクシングでは、ほとんどの人が1人のボクサーにかけますが、引き分けを選ぶこともできます。

選手のどちらかに賭けて、結果が引き分けとなった場合は負けとなります。引き分けに賭けたベッターのみが勝ちです。簡単に言えば、ボクシングの引き分けは、オンラインカジノでマルチプライヤーシンボルが揃うのと同じようなものです。

ドローノーベットでの引き分け

引き分けになる可能性があるボクシング試合では、このタイプのベットが最善の選択肢です。お気に入りのチャンピオンに賭けながら、もし試合が引き分けとなった場合、かけ金は払い戻されます。ドローノーベットはサッカー、ラグビーなどさまざまなスポーツで人気があります。ただ、どちらのチームでもオッズ倍率が低いというデメリットがあります。この賭け方は負けるリスクを下げるためのものなので、結局は全体のバランスを取るためにあります。

そのため、ある程度のリターンを得るには、かけ金を増やす必要があります。それでもボクシングのドローノーベットは、他のスポーツに比べて価値が高くなっています。引き分けに終わっても賭け金が戻ってくると分かっているので、結果を恐れずに選手に賭けることができます。

プロポジションベットでの引き分け

プロポジションベットは、勝敗に賭けるのではなく、試合がノックアウトで終わるか、TKOまたは試合中止という結果に終わるかなどに賭ける方法のことです。また、試合が6ラウンド以下または以上で終わるかどうかに賭ける、オーバー / アンダーベットもあります。プロポジションベットは、賭けたくなるようなオッズですが、予想がしにくいという特徴があります。

しかし、どちらが勝っても勝ち金を得ることができます。もし試合がKOで終わると賭ければ、誰が倒れても勝ちとなります。試合が6ラウンド以内で終わると予想し、それが当たれば、賭けた選手が負けても勝ち金が出ます。引き分けになろうが、予想したことがあっていれば勝ちです。